実体験だからこそ気を付けないと『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ – 橘ちなつ』2巻6,7,8,9,10話【ネタバレ感想】

妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~
スポンサーリンク
ペパー
ペパー

こんばんは!ペパーよ☆

今回は2巻を読んでみたわ。

早速見ていきましょ!

1巻の感想↓

錯乱していく様子がリアル『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ - 橘ちなつ』1巻1,2,3,4,5話【ネタバレ感想】
ペパー こんばんは☆ペパーよ! 衝撃の話題作を読んでみたわ。 早速見ていきましょ! ざっくりしたあらすじ 第一話 橘千夏 31歳。 橘涼太36歳(薬剤師)と結婚4年目。 結婚前に少女漫...
スポンサーリンク

ざっくりしたあらすじ

第六話

S総合病院 精神科閉鎖病棟に入院した千夏。
病状は更に悪化して、暴れ叫ぶ日々。
足の動きが止まらない事を宇田川先生に訴えるも、
気を紛らして歩く事を勧められるのみ。
病名は診断書上『急性一過性精神病性障害』だとの事だが、
病気ではなく、「気の持ちよう」ではないかと言い渡される。
千夏はこの日の夜中も、病院の廊下を歩き続ける。

第七話

朝、千夏は持ち物検査で見落とされたエプロンを持ち出し、
トイレで自殺を図るが死ねない日々が続いていた。
閉鎖病棟の入院形態は大きく分けて2つ。
自分の意思で入退院を決められる『任意入院』と、
本人の意思とは関係なく入院させられ、
退院も第三者の許可が必要な『医療保護入院』とある。
強迫性障害で入院しているKさんと会話しながら、
各部屋の叫び声を聞いているうちに、
焦燥感にかられた千夏は勝手に帰宅する準備を始める。
勿論千夏は『医療保護入院』な為、
看護師に止められるが、強行突破しようと暴れる。
看護師複数名に床に取り押さえられる千夏。
宇田川医師に強い口調で諫められるが、暴言を吐きながら高笑いする。
宇田川はある事を決断する。
ある日、涼太が見舞いに来ると、
点滴されている薬に驚嘆する。

第八話

宇田川医師と薬について話をする涼太。
本人にとっては暴れて制御不能になるよりも楽ではないかとの宇田川の判断だったが、
涼太は様々な副作用を懸念する。
涼太は3か月の介護休暇を取得した。
ある時、意識の朦朧とした状態の千夏を翼のいるNICUに連れていく涼太。
NICUに入る瞬間から様子がおかしい千夏は、
目の前の翼に、悪態をつく。
就寝前の薬の時間、
千夏は殆ど見えなくなっている事に気付く。

第九話

実家で3時間置きの授乳に始まりあらゆる世話を行う涼太。
殆どまとまって寝られず、
寝不足の中千夏の見舞いに病院へ。
千夏の視力の著しい低下は薬の副作用だった事から、薬は中止。
それにより視力は回復しつつあった。
千夏は、涼太に対して悪態をつく、
翼のベビーカーのカタログを渡すが興味持たず、
散歩に出かけるも 他の入院患者の文句を言う、と普段とは違う様子。
翼の発熱で涼太は帰宅を余儀なくされるも、千夏はそれを引き止め、
翼、涼太を攻撃する暴言を吐く。
そんな千夏を涼太は精いっぱい抱きしめ、優しい言葉をかけるが、
病院の駐車場で嘔吐。
宇田川医師は、
千夏の精神症状の原因に頭を悩ませる。

第十話

医療保護入院患者の退院には、第三者の許可がいるわけだが、
千夏の場合は『旦那』であり、
その許可は『外泊』をして、
問題ないと判断されると可能になるらしい事を、Kさんから聞く千夏。
最近、調子が良いと周囲から言われる千夏。
医師に外泊の許可を求め、旦那が了承しているならと受け入れられる。
外泊当日。
実家へ帰宅して両親、涼太と笑顔で談笑する千夏。
そこに涼太の母が、翼を抱いて現れる。
千夏は普通の母親のように翼を抱き、ミルクをあげて、あやし微笑む。
そして涼太に翼の事を一番に考えている旨を伝え、退院を乞う。
千夏は退院する事となるが、
翼に対する行動、言動は全て退院する為だけの偽言だった。

ネタバレ有の感想

ペパー
ペパー

ここから先は完全ネタバレありよ。

ネタバレが気になる方は、

先に「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~2巻」を読んでね☆

配信は、まんが王国よ。

閉鎖病棟内での看護師や医師の酷い態度

まず気になったのは閉鎖病棟内の看護師や医師の描写。

ペパー
ペパー

酷い態度や発言が多いわよね。

「ほらダンダンしない! ほかの患者さんの迷惑になるでしょう?」とか、
「それは十分おまえも『こんな場所』にふさわしい人間だからだろ」とか、
先生の「まあ脚の運動になると思えばいいじゃないですか」とか、

看護師さんや先生たちの嫌な表情とか口調とか、
酷い!!って思ったわ。

ただ忘れてはいけないのは、
これは作者さんの実体験なわけよね。

実体験だからこそ、
作者さんの捉え方によって偏った描かれ方になってる可能性もあるのかなって思ったわ。

いや、わからないわよ。
確かにこの通りの態度で発言をしていたのかもしれないけど。

100%鵜呑みにしてしまうのも危険な気がするのよね。

『力で抑えつけて 言葉で抑えつけて 医者も看護師も冷淡で患者に寄り添わない まともに話を聞いてくれない』

ってモノローグであったけど、
実際の所、
暴れて自分や他人に危害を与えるかもしれないような場合は、
力で抑えつけるしかないでしょうし、
こういう病棟に入院する必要がある程、
精神疾患が重い場合、
まともに全ての患者に寄り添って話を聞いていたら、
引きずり込まれちゃいそうだし。

ただ宇田川先生の、
「病気じゃなくて気の持ちよう」みたいな発言はちょっと分からないわね。
それもそのままの発言を捉えていいのかわからないけど。

エプロンで自殺未遂

持ち物検査で見落としされたエプロンで自殺未遂をするのが日課になってたってあったけど…。

 

ペパー
ペパー

見落とすのはさすがに杜撰すぎないかしら?

希死念慮のある患者なんだから、
この見落としは本当に問題ね。

廃人となった千夏

暴れてどうにもならない千夏に投与された薬。
旦那さんは薬剤師だものね。
どういう効果があって、副作用もあってって全部わかるわよね。

でもここまでの様子を見ていると、
宇田川先生の言う通り、日中は暴れて夜中はずっと徘徊して眠れなくてって状態だったら、
意識が朦朧としたとしても、そちらの方が本人もいいんじゃないかって思っちゃうわね。

結局、副作用で目が見えなくなってきていて、
失明の恐れがあるって事で中止になったけどね。

千夏をNICUに連れていく涼太

私ここが分からないのよ。

唐突にNICUに千夏を連れて行っていたけど…
宇田川先生にちゃんと確認取ってるわけよね?

子供に会わせてあげたいって気持ちは分かるんだけど、
妊娠、出産でここまで精神疾患が悪化している状態で、
で、しかも薬で朦朧としているのに、
こんな風にいきなり刺激を与えていいものなのかしら。

実際ここで千夏はパニックになっていたし、
翼君に対しても暴言を吐いていた。

本当に宇田川先生の許可の上での行動だったのかがすごく気になるわ。

涼太の苦しみ

昼夜問わない授乳やお世話でまとまった睡眠を取れていない。
そんな状態で千夏のお見舞いに行っては、
『翼なんかどうでもいい』だとか、
『自分みたいな壊れた嫁は邪魔だから、病院に入れてた方が楽なんでしょ』といった内容を、叫ばれて。

よくぞまあ我慢したなって思ったわ。

叫ぶ千夏を抱きしめて、
気丈に振舞って。

駐車場で嘔吐しながらも自分を鼓舞する様子は、
胸を抉られたわ。

夫を欺いて退院

「外泊」中、
翼君に微笑んだりお世話したりして可愛がっていたけど、
腹の中では、

『ぐにゃぐにゃで不規則な動き なまぬるい体温 嘔気を覚える甘ったるい匂い』

って表現して、可愛くないと考えていたわよね。

赤ちゃんの可愛くてたまらない所全部マイナスに捉えていたのにビックリだったわ。

ラストのモノローグで「偽りは… すぐに剥がれ落ちはじめる」ってあって…
恐ろしいわね…。

まとめ

今回は閉鎖病棟の中での出来事が殆どだったわね。

出来るだけ中立的な目線で作品を読みたいと思っているわけなんだけど、
それでも胸の痛くなる展開が多いわね。

これから地獄が待ち受けている事を考えると恐ろしい。

でも読むしかないわね。
絶対に希望がある事を信じて。

2巻以降は、まんが王国で先行配信中よ☆

ペパー
ペパー

それではまたね☆
アデュー!

コメント

タイトルとURLをコピーしました